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2015年1月

2015年1月25日 (日)

一感

Pap_0015

恨みと利己の連鎖が悲しい出来事を生み続けている。そんなことを感じずにはいられないニュースが続いている。ずいぶん前の原稿の中に、今あらためて読者と分かち合いたい一文がある。

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私たちの友愛会の活動は、制度がそうなら仕方がないと考えては何もできなくなります。もちろんルール(制度)をないがしろにすると言う事ではありません。矛盾を生む構図を明らかにし、一つ一つ丁寧に、「ルール」の本来あるべき解釈を探し、各々に伝えて理解を得ていかなくてはならないのです。

世の中の事象は「正しい解釈」が1つということはありません。片側から見れば「正しい解釈」でも、逆から見れば「正しい解釈」とは言えないこともあります。昔、南アフリカがまだアパルトヘイト(人種隔離政策)の只中にあったとき、黒人活動家のスティーブ・ビコ氏がこんなことを言っています。

『リベラルな白人は、私たちのことをかわいそうと思って食事を与えるとき、テーブルにつかせ、ナイフとフォークで食事を食べろといってくる。彼らリベラルが考える対等とは自分たちの考える自分たちの文化の中での「対等」という考えである。私たちはそんなことを望んでいるのではない。私たちには私たちの食事の文化がある。私たちは自分たちの培ってきた文化の中で私たちの食事をとりたいと言っているだけなのだ』

 大概、一つの集団におけるマジョリティの中で正しいと思われていること、当たり前に良いのではと考えられることに対して、われわれは盲目的に、疑問を持たず「それでいいのだ」と思ってしまうことがあります。しかし、そんなちょっとしたところにこそ、大切な視点が隠れているものです。

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友愛会の理念にもある。

主義、主張、思想、宗教を超えて共に考え悩む中にありたいものである。

 

2015年1月 3日 (土)

新年のご挨拶申し上げます

明けましておめでとうございます。

Nei10al_2

本年も昨年同様よろしくお願い致します。

 

山谷地区から観る新年、または生活困窮者支援の現場から観る新年は、大きな揺れと変化を視野から外せないと考えられ、やや眉間に皺が寄る思いです。

山谷地区から観ると、東京オリンピック開催準備に伴う土木建築業の変化や外国人旅行者増加によるドヤの変容、触法高齢者や累犯障がい者の増加に伴う受け入れ地区としての山谷の変化などに悲喜交々を感じます。

生活困窮者支援の現場から観ると、生活保護における住宅扶助の減額、生活困窮者自立支援法の施行に伴う公的サービスの動揺、拡大蔓延する女性・子供の貧困などから深広する支援のあり方を感じずにはいられません。

友愛会の活動の中では、どれも活動当初である15年前から変わらず観てきて感じるものですが、時代のうねりによって拡大の一途をたどっている問題のように感じます。

私たちは私たちの出来ることを出来る範囲で精一杯やっていくだけであります。

ただ、そこには「スローガン」のようなものを作ることは致しません。

多くの場面でスローガンを唱え、温度を高めてことにあたることがあるように思いますが、言葉を創るとその言葉に支配され、観ていたものが見えなくなることもしばしばあります。

いつもと変わらず、「待ち」「前向きにあきらめ」「置き」ながら日々を進んでいきたいと思います。

そんな活動の中に、多くの方の生活と安心を共に見出していきたいと思います。

 

平成271月吉日

特定非営利活動法人 友愛会

理事長 吐師秀典、拝

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